ぜひともふるってご参加ください。
日 時 9月15日(土)午後1時(受付は午後0時30分~)
会 場 東京大学本郷キャンパス 法文2号館2大教室
※昨年までとは建物、教室が異なりますのでご注意下さい。
【プログラム】
13:00 開会挨拶 葭森健介会長(徳島大学)
13:05~13:15 趣旨説明 佐川英治幹事(東京大学)
第Ⅰ部:「安田先生を偲んで」
13:15~13:45 川合安(東北大学)「安田先生の南朝貴族制論の特質」
13:45~14:15 葭森健介(徳島大学)「語る歴史-宇都宮史学の継承者としての安田二郎」
14:15~14:30 休憩
第Ⅱ部:シンポジウム「二次編纂史料の史料的価値」
14:30~14:45 趣旨説明 津田資久
14:45~15:30 報告①会田大輔(明治大学・国士舘大学・山梨大学等非常勤講師)
「梁武帝像の変遷―『帝王略論』を糸口として」
コメント 堀内淳一(皇學館大学)
15:30~15:45 休憩
15:45~16:30 報告②永田拓治(阪南大学)
「東晋期における校書と修史」
コメント 安部聡一郎(金沢大学)
16:30~16:45 休憩
16:45~17:30 総会・その他報告
閉会挨拶 伊藤敏雄副会長(大阪教育大学)
※18時より、懇親会を開催いたしますので、こちらもぜひご参加ください。
(会費:有職者4,000円、学生3,000円)
さて,本会は,会員各位の成果を中国の魏晋南北朝史学会(社会科学院歴史研究所内にある事務局)と,武漢大学3~9世紀研究所に送付してきました.今まで窪添慶文先生がずうっとこの仕事を担当されて来ましたが,今後,窪添先生のお仕事を關尾が引き継ぐことになりました.
つきましては,今後,北京と武漢に宛てるため,2部ずつ下記の宛先にお送り願います.
950-2181 新潟市西区五十嵐新潟大学人文学部 關尾史郎宛て
窪添先生の時代と同じように,一定の期間を区切って,発送する予定です.どうかご協力の程,宜しくお願い致します.
菊地 大「曹操と殊礼」(『東洋学報』94-1、2012年6月)
窪添慶文「北魏墓誌中の銘辞」(『立正大学文学部論叢』133,2011年3月)
新潟大学の關尾史郎です.このたび,魏晋南北朝史研究会大会の総会で新会長に選出されました.安田二郎,窪添慶文,中村圭爾といった会長の大役を果たされた諸先生とともに,会の前身,若手魏晋南北朝史研究者の集いの設立大会に出席しておりましたので,本会との関わりはけっして浅くはないのですが,近年は出土史料・一次史料の釈読や散逸史料の蒐集など,ミクロの仕事に従事してまいりました.このような史料をあつめて紡いだからといって,直ちに魏晋南北朝史像を描き出せるわけではありません.ですから自分では,本会の会長として適任であるとはとても思えません.しかし縁あって会長に選出されたからには,副会長や幹事の先生方のご支援をいただきながら,全力で任にあたりたいと思います.どうか会員の皆さん,また魏晋南北朝史に関心を持っている方々から,ご協力・ご指導を賜りますよう,お願い申し上げます.
伊藤敏雄「日本における魏晋期土地制度史研究百年」(『歴史研究』45,2008年、3月)
上谷浩一「車胤の研究―中国古代における学芸と政治―」(『大阪体育大学紀要』38,2007年)
同 「呂布叛逆考―『三国志』研究ノート(2)」(『東洋史訪』14,2008年3月)
川合 安『“六朝貴族制”の学説史的研究』(平成17年度~19年度科学研究費補助金〈基盤研究C〉研究成果報告書、2008年3月):内容「日本の六朝貴族制研究」、「東晋琅琊王氏墓誌について」、「柳芳“氏論”と“六朝貴族制”学説」、 「“六朝貴族制”学説史関係文献目録稿」
福原啓郎「賈謐の“二十四友”に所属する人士に関するデータ」(『京都外国語大学研究論叢』70,2008年1月)
三崎良章「遼陽壁画墓に見られる遼東社会の一面」(『早稲田大学本庄高等学院研究紀要』26,2008年3月)
大原信正「曹魏(A.D.220-265)の中書任官者について」(『創価大学大学院紀要』29,2008年2月)
小林 岳「章懐太子の二墓誌について」(『早稲田大学高等学院研究年誌』52,2008年3月)