前身は1989年に発足した「若手魏晋南北朝史研究者の会」で,14回の集いを重ねた後,2001年に「魏晋南北朝史研究会」に発展しました.ブログだけで様々な情報を公開していきますので少々見づらいところがあるとおもいますが,ぜひ,右メニューのカテゴリーとブログ内検索を活用してください.
受領論文(4月前半・追加)
・『長沙呉簡研究報告 第3集』(長沙呉簡研究会、2007年3月)
掲載論文:
阿部幸信「嘉禾吏民田家莂数値データの整理と活用」
小嶋茂稔「呉簡孫呉交替期における臨湘県の統治機構と在地社会―走馬楼簡牘と東牌楼簡牘の記述の比較を通して」
町田隆吉「長沙呉簡よりみた“戸”について―三国呉の家族構成に関する初歩的考察」
王素(市来弘志訳)「中日における長沙呉簡研究の現段階」
宋少華(中村威也訳)「長沙出土簡牘の概観」
羅新(森本淳訳)「近年における北京呉簡研討班の主要成果について」
朴漢済(藤石貴代訳)「コメント;韓国における長沙呉簡の研究状況」
長沙呉簡研究会編「“長沙走馬楼三国呉簡 嘉禾吏民田家莂”釈文補注」
伊藤敏雄編「長沙走馬楼簡牘関係文献・記事一覧(3)」
・平成16年度~18年度科学研究費補助金(研究代表者:関尾史郎)研究成果報告書『長沙走馬楼出土呉簡に関する比較史料学的研究とそのデータベース化』(2007年3月)
掲載内容:
調査概要、調査記録、調査成果(名籍竹簡、封検、竹簡の大きさについて、調査簡牘一覧表)
研究成果
窪添慶文「走馬楼呉簡の庫吏関係簡について」
関尾史郎「史料群としての長沙呉簡・私論」
同「長沙呉簡中の名籍について―史料群としての長沙呉簡・試論(2)」
同「長沙呉簡中の名籍について・補論―内訳簡の問題を中心として」
伊藤敏雄「嘉禾吏民田家莂における米納入状況と郷・丘」
安部聡一郎「走馬楼呉簡にみえる名籍の様式についての一試論」
中国の学会への送付のために4月前半(一部3月)に受領した論文は以下の通りです。
・森本 淳「曹魏における刺史と将軍」(中央大学人文科学研究所『人文研紀要』58,2006年9月)
・関尾史郎「敦煌の古墓群と出土鎮墓文(上)」(『資料学研究』4,2007年3月
・西北出土文献研究会『西北出土文献研究』4,2007年2月
掲載論文(関係分のみ):
栄新江ほか「新獲トォルファン出土文献概説」
伊藤敏雄ほか「米蘭の遺跡とその現状」
関尾史郎「トゥルファン出土“菩薩懺悔文承陽三年題記”について」
西北出土文献研究会『西北出土文献研究』5、2007年3月
白石典之「甘粛西部における魏晋十六国時代墓の編年―副葬土器を中心にして―」
町田隆吉「4~5世紀吐魯番古墓の壁画・紙画に関する基礎的検討」
荻美津夫「嘉峪関・酒泉地域魏晋壁画墓磚画、敦煌莫高窟壁画にみられる音楽資料について」
小林聡「中国服飾史上における火災回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓」
園田俊介「河西画像磚墓にみえる胡人図像―魏晋期の酒泉を中心として」
三崎良章「遼寧省における魏晋時代の壁画墓―遼陽と朝陽、そして酒泉」
関尾史郎「民楽出土、魏晋壁画墓をめぐる諸問題」
・窪添慶文 書評:張金竜著『魏晋南北朝禁衛武官制度研究』(『東洋学報』88-3、2006年12月)